ヤコブの11番目の息子、ヨセフはヤコブが年老いてからできた子供だったので、とても父親に愛され、かわいがられて育ちました。
ヨセフ自身には悪気はなかったのでしょうが、彼の言動が兄たちにとってはいつも腹立たしい思いをさせたのです。
「聞いてください。わたしはこんな夢を見ました。畑で(中略)わたしの束が起き上がり、まっすぐに立ったのです。すると、兄さんたちの束が周りに集まって来て、わたしの束にひれ伏しました。」
「わたしは夢を見ました。太陽と月と11の星がわたしにひれ伏しているのです。」(創世記37章6-9)
父にかわいがられているヨセフを妬んで、兄弟たちはヨセフを殺す相談を始めました。
しかし、兄弟の一人ルベンは殺すことに反対し、荒れ野の穴に投げ入れるだけにしようと兄弟たちを説得しました。
彼らはヨセフの着物を剥いで穴に投げ込み、ちょうど通りかかった商人たちに銀貨20枚で奴隷に売ってしまいました。
自分の身内を足下にひざまずかせるという、皆を怒らせたヨセフの夢は、結局本当のものになった。
力ずくでひざまずかせたのではなく、行きずりの商人に銀貨20枚で売りわたされてしまうという、ひどいことをされてもなお復讐より許すことを選んだヨセフの愛がかつて彼が見た夢を正夢としたのじゃ。
ヨセフはその後、家族をエジプトに呼び寄せ彼自身も百十歳まで生きて恵まれた中で死んだ。
ところが・・・ヨセフの死後エジプトの王が新しくなると、エジプトで幸せだったイスラエル人の境遇は一変してしまう。
残念であるが、今回は、ここまでじゃ。
また来られよ。教会に戻るならば帰り道は、ここじゃ。
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