創世記「アブラハムの子イサク、イサクの子エサウとヤコブ」


暑い中、ようこそ来られた!

さて、今回は、聖書の最初の巻「創世記」についての2回目のクイズじゃ。さあ、用意はよいかな?

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・・・OKであるかな?では、はじめるぞよ。
前回の続き

子供を授かるにはもう、年をとりすぎたとあきらめたアブラハムとサラのあいだに、一人の男の子が産まれました。
アブラハムが100歳の時でした。
イサクと名付けられたその男の子はすくすくと成長し、息子に深い愛情を注いでいたアブラハムに、突然神様は、信じられないことを命じます。
「あなたの愛する独り子イサクを連れて・・・彼を焼き尽くす献げ物(ささげもの)としてささげなさい。」(創世記22章2節)
神様の命令です。あくまでも従って息子を殺そうとしたアブラハムに、神様はいいます。
「その子に手を下すな。何もしてはならない。」「自分の独り子である息子すら惜しまなかったので、あなたを豊かに祝福し、あなたの子孫を点の星のように、海辺の砂のように増やそう。・・・地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。・・・」(創世記22章12・16節)
そして、その通りになりました。

1.イサクにふさわしい嫁(創世記24章)
 アブラハムはイサクに妻を迎えてやることにしました。彼は、信頼している老僕に,アブラハムの故郷へ行ってふさわしい娘を息子イサクのために連れてくるように言いました。
老僕は、ラクダ10頭、高価な贈り物を携えてアブラハムの故郷ナホルの町の井戸で水を汲みにくる娘たちの一人に、水をくれるように頼んでみることにしました。
その結果、老僕は、水汲みに来たリベカという娘をイサクの妻として選ぶことにしました。
老僕は、なぜリベカを選んだのでしょう?
水だけでなく、食べるものもくれたから。
ラクダたちにもたっぷり水を飲ませてくれたから。
老僕の疲れた足を洗ってくれたから。
判定:正解:

2.リベカへの贈り物(創世記24章)
老僕は、リベカをイサクの嫁に迎えることに決めると、彼女に金の腕輪2つと、もう一つ金のアクセサリをプレゼントしました。
その金のアクセサリとは何だったでしょう?
鼻輪 指輪 首飾り
判定:正解:

3.イサクの子供たち(創世記25章)
イサクとリベカの間には、双子の男の子が産まれました。
兄のエサウは狩人で、弟のヤコブは穏やかな人になりました。
お父さんのイサクはエサウを愛しました。お母さんのリベカはヤコブの方を愛しました。
ヤコブは、何とかしてエサウに与えられている「長子の特権」を得たいと思い、策略をめぐらします。
ヤコブはあるものと引き替えにエサウに長子の特権を譲ってもらいました。その「あるもの」とは?
よく肥えた羊の群
金銀の高価な装飾品
煮物
判定:正解:

4. ヤコブの辛苦(創世記33章)
ヤコブは母リベカと計略をめぐらし、年とって目の見えなくなった父イサクに対しエサウのふりをしてエサウに約束された祝福をだまし取ってしまいます。当然の結果として兄に激しく憎まれたヤコブは伯父ラバンの元へ逃げてゆき、そこで20年の間大変な苦労をしますが、伯父ラバンの二人の娘(レアとラケル)を妻にし、たくさんの財産と子供たちを得て故郷へ帰ることにしました。
故郷には、自分を殺したいほど憎んでいる兄がいます。ヤコブは、兄のエサウに対し、どんな態度をとったでしょう?
兄を「主人」自分を「僕(しもべ)」と呼び、徹底的に自分を低くした。
兄の攻撃に備え、密かに戦いの準備をぬかりなく進めた。
兄に先制攻撃を掛け、勝利してから兄と交渉を持った。
判定:正解:

5.ヤコブの12人の息子たち(創世記35章)
ヤコブは二人の妻と二人の側女との間に12人の息子を持ちました。これが、有名なユダヤ12部族の始まりです。
(ルベン・シメオン・レビ・ユダ・ダン・ナフタリ・ガド・アシェル・イサカル・ゼブルン・ヨセフ・ベニヤミン)
創世記35章23節)ヤコブはこの息子たちの中の一人を、特別かわいがりました。(創世記37章)それが原因でこの後大きな事件が起こります。
一番かわいがられた息子とは?
ユダ レビ ヨセフ
判定:正解:

点数:

いかがであったかな?

子供たちのうちの一人を特別お気に入りにしてかわいがる、というのは困ったことじゃの。
気に入られた方も疎まれた方も、苦しみ、憎みあうようになるのは悲しいことじゃ。
さて、ヨセフはかわいがられてすこうし増長した。他人への思いやり、というのを忘れがちになった。ただそれだけならば「いやな人間」になっただけであろうが、神様はヨセフを顧みられて、「教育」したのじゃ。
それはヨセフにとってひどく辛いことではあったが、どうしても必要なこと、であった。

次のページは、「神様に再教育されたヨセフ」 ここじゃ。


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